黒願文
こくがんもん言霊の怨念化怨みを言葉へ収め、名と想いを本物の呪いへ変貌させる工程。
言葉に霊力が宿るという言霊の理は、古来より我が国が抱え続ける呪術の根幹です。怨の想いは、留めなければ散に向かいます。
だからこそ黒願堂では、願主の怨みをただ書き出すのではなく、誰へ、何を、どの因へ向けるのかを定め、穢れを帯びた言霊へ変えます。より強く呪いが顕現するよう、言葉へ指向性を持たせるのです。
さらに夜見は、その名と数秘から数命を算出し、対象の因果へ至る怨念を、言霊と運命の器へ留めます。独自の書式を用い、名と想いを本物の呪いへ変貌させる。これを黒願堂では「黒願文」と呼びます。
